カーテンの興味深さ!
企業の信用は企業活動の差異からつくられていく。
この三つの差異がつくれれば、しめたもの。
「あの会社は信用できるから、なるべくあそこの商品を買ってあげよう」と消費者に認めてもらえる。
ブランド戦略とよばれる企業広告づくりを私がもう1つ信用できないのは、㈲や佃と切り離された川のケースが多いからだ。
そんなこと言ったって、「独自の思想や哲学」を持ち合わせない企業が多いのだから、社外の広告人にはせいぜい、この企業はしゃべり方にユーモアがあるだろ、服装のセンスがいいだろ、笑顔がかわいいだろ、といった外見の〝らしさ″しか、「実際には」つくることができないのさ。
天野さんの文章を深読みすると、そんな広告人のニヒリズムが感じられるけれど、それでは、企業の差異をつくる「独自の思想や哲学」はどうしたらつくることができるのだろう。
なった。
それまでの掃除機の欠点は吸いこんだホコリが排気にまじって再放出されることだったが、その排気孔に高性能の清浄フィルターを貼りつけることで排気がクリーンになる掃除機だった。
いまでは掃除機の排気清浄は常識だけど、世界で初めて掃除機に清浄フィルターを内「吸いこんだホコリやダニの空気を99%清浄化して排出する」と書いて掲載したところ、それ以前に売っていた掃除機の購入者から強烈な批判がよせられた。
「お前のところは私の買った掃除機についても、これはすばらしいと書いていたじゃないか。
だから買ったのに、また新しい機種を紹介して、これはすばらしいと言う。
これだから小売は信用できないんだ」この批判はズシンとこたえた。
その通りだ、これだから小売は信用されないんだ。
これまでの小売は消費者が1つ(掃除機を何台も買う人はいない)を選ぶためにいくつもの機種をとり揃えて奉仕してきた。
性能の違い、素材の違い、使い方の違い、デザインの違い、価格の違い、さあ、どうぞ、お好きな機種をお選びくださいませ。
各メーカーから新しいモデルが出るたびに、小売はそれぞれのモデルについての自己批評は胸にしまって、メーカーのパンフレットを口移しして消費者にお知らせする。
決めるのは「ご主人様」である消費者。
小売が勝手に「これがいいですよ」と推薦するなんて、そんな畏れ多いこと。
最終的に商品を選択するのは消費者である。
小売はその選択のためにいくつもの競合商品をこれがいまも主流の伝統的な売り場の思想だ。
しかし、今日の消費者にとって商品選びは容易じゃないぞ。
商品が陳列棚からあふれるくらいに出回っている状況の中で、消費者側の適切な商品選びはますます困難になってきているぞ。
多機能に惹かれて選んだのにとても全部の機能は使いこなせなくて使わない機能ぶんの価格がムダになったり、デザインが気に入って選んだのにそのデザインが使いにくさを生んでいたり、壊れたから修理を頼んでもすでにモデルチェンジしてしまって部品がないと言われたり。
いま、あなたが「電気掃除機を買いたい」と思ったとする。
それでは、新宿にある四つの家コードレス掃除機とほうき型の簡易掃除機を除いた、いわゆる「電気掃除機」だけでこれだけの現物が並んでいた)。
コードレス掃除機やほうき型を加えたら、D店なんか1店で100機種以上のモデルが並んでいることになる。
おそらく、あなたはあまりの機種の多さにびっくりして立ちすくんじゃったろうけど、私は商売柄、少しもおどろかない。
どんな品目もこのくらいの種類がうじゃうじゃひしめいているから、いまをモノ余り時代って言うんだぜ。
さて、どれを選ぼう。
えるバケツ型になっているモデル。
しかし、その「サイクロン式」だけでも、大手家電6社と海外メーカー1社でなんと26機種も陳列されていた。
さらにその26機種の中で、ペット毛対策を強調するヘッドモーター駆動タイプだけでも6種(3万~4万円台)並んでいる。
吸込仕事海外製だったが、こちらは吸込仕事率が不明。
海外には吸込仕事率という基準がないからね。
外見にあまり差異は見られないが、ヘッドには毛先がループ状のもの、多様な素材を組合せたものと若干の差異が見られた。
でも、それがどのくらい吸引力に関係しているのかはわからない。
「サイクロン式」以外では、「高パワー式」「標準パワー式」「排気ゼロ式」がどっさり陳列されていたが、こちらも吸込仕事率と価格は比例しているようだ。
それにしてもなぜ、こんなに各社の掃除機は似てしまうのか。
いちばんの理由は、先行したヒット商品にほんの少しの差異をくっつけて模倣すれば確実に儲けられるという「二番手商法」のせいだろう。
その「二番手商法」にもいろいろあって、A社が新しいヒット商品をつくったとする。
それを見たB社も品揃えの対抗上、同じような新商品をつくりたい。
しかし、1から金型をおこして似たような新商品をつくったらコストがかさむ。
いっそA社に頼んで、ほんの少し程度の差異をつけたB社ブランド品をつくってもらおう。
そのほうが双方にメリットがある。
そこに「業界基準」がからむケースも出てくる。
掃除機という品目には当てはまらないが、ハードの規格が統1されていないとソフトが合わなくて消費者は迷惑するので、先行して新案術を販売して利益をあげる。
最近の例で言うと、薄型テレビがそれだ。
こうして各社の差異がどんどんなくなってしまう。
このようなメーカー状況、商品状況をそのまま反映させて、各社商品をどっさり陳列する売り場が「1品目多機種型」の売り場だった。
私の場合、1冊のカタログに何機種もの掃除機を並べるのではなく、号ごとに1機種ずつ掲載していったから、なおのこと、消費者の混乱を招いてしまったわけだけど。
消費者はその選ばれた最終商品(小売側の結論)に対して賛成するか反対するかを選ぶだけである)電気掃除機を売ろうと考えたとき、ある条件内(性能や価格)の競合品を試用してみて、相対的にベストと認識した1点を選ぶ。
掃除機は選んだその1点しか売らない。
その1点を、選んだ理由をつけて販売する。
そのために、晶日ごとに担当者を決めておく。
担当者は自分の品目の年ごとの商品状況を勉強して、相対比較でその年のベストワンを選ぶ。
選べなかった晶目については見送る。
選んだ機種が「衝でも容易に入手できる商品」だったら同様に販売を見送る。
「選ぶ」はむろん、極力客観的な検査とテストに準拠する。
電気掃除機の場合で言うと、いまでも『ミーレの掃除機』(シルバーマジック)を選びたい、推薦したいと思っている。
理由はこうだ。
掃除機の吸引力を測る基準には「ダストピックアップ率」と「吸込仕事率」がありますが、最近は、床面のゴミを吸いとる割合を測定する「ダストピックアップ率」が世界的に普及しています。
国際規格(IEC規格)で定められたゴミ(砂、木屑まで)を定められた回数で集塵し、吸い込んだゴミの量を「%」であらわします。
掃除機の生命と言っていいこの「ダストピックアップ率」で、本機は73・6%(国際的に知られるドイツの検査機関SLG調べ)という数値に達しています。
競合品でこの数億に達している機種は今のところ見当たらないはずです。
(『ピカイチ事典』02年版)右のコピーでおわかりのように、私のところでは掃除機の選別基準として、「吸込仕事率」ではなくて「ダストピックアップ率」を採用している。
「吸込仕事率」というのは、先端のノズルや集塵袋をつけない状態で、本体のホースのモーター吸込風力と真空度をかけた計算値のこと。
このカーテンをわかりやすい言葉で、カーテンを一目で伝えられるようにします。
カーテンを積極的に利用する人にカーテンについての意見を伺いました。
期間限定でカーテンのキャンペーンを行っているなら、カーテンのメリットを盛り込むなど、工夫できます。
